核戦争の脅威を描き、 世界的なセンセーションを巻き起こしたイギリス製アニメーション『風が吹くとき』日本版ポスタービジュアル&追加場面写真7点解禁!

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5月17日(金)

長編アニメーション映画『風が吹くとき』の日本版ポスタービジュアル、追加場面写真7点が解禁。また、デヴィッド・ボウイが歌う主題歌とロジャー・ウォーターズによる劇伴を収録したオリジナル・サウンドトラックも期間限定価格にて再発。


解禁された日本版ポスターは、ジムとヒルダ夫婦をメインに、背景に戦争の足音を感じさせる爆撃機と、戦争を伝えるラジオがシンプルにレイアウトされたもの。ポスターには「100年後も残したい歴史的名作」、チラシ裏面には「37年の時を経て、あのときの風はまだ吹いている」というコピーも掲げられた。青と赤のツートーンの背景カラーは、劇中の場面からインスパイアされたもので、本作がもつ様々な2面性ーーーほのぼのとした作画にも関わらず核戦争の恐怖を伝えるというテーマとのギャップの大きさ、映画前半部で描かれる夫婦のありふれた幸せな日常と後半部で描かれる原爆の被害の恐ろしさーーーを伝えるものとなっている。




新たに7点の場面写真も解禁された。原作には描かれていないシーンもあるが、これは自らも長崎に住む親戚を原爆で亡くした日系アメリカ人のジミー・T・ムラカミ(『スノーマン』)監督の演出によるもの。


特に、妻ヒルダが見る白昼夢の描写では、原作では夫ジムの「良き妻」という印象が強かった彼女が、実は繊細で想像力が豊かな人物であることが描かれる。このエピソードによって、「人間性を奪う」戦争の本質が明確に感じられる。






また、本作では音楽プロデューサーを元ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズが手がけ、主題歌をデヴィッド・ボウイが歌っていることでも大きな話題を呼んだが、オリジナル・サウンドトラックも期間限定のお得な価格にて今年3月より再発されている。ストラングラーズのヒュー・コーンウェル、ジェネシス、ポール・ハードキャッスル、スクイーズも参加した全15曲収録の「心に残る名盤」として、こちらも映画と併せて聴いて頂きたい。

『風が吹くとき オリジナル・サウンドトラック』


CD: UICY-80419/1,320円(税込)【期間限定価格(2024年12月25日まで)】/解説・一部歌詞・対訳付/1986年作品
音楽監督:ロジャー・ウォーターズ/主題歌:デヴィッド・ボウイ

商品情報

8月2日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開

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作品紹介

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